プライバシー · Cookie

Cookieを消すと追跡だけでなくログイン状態も変わる

Cookieはウイルスではなく、サイトがブラウザへ保存する小さな情報です。ログインや年齢確認の状態を保つものもあれば、アクセス解析や広告に使われるものもあります。すべて拒否すれば必ず快適・匿名になるわけではないため、用途と影響を分けて管理します。

Cookieサイトデータ追跡防止ログイン

Cookieは目的によって役割が違う

必須・機能用
ログイン状態、言語、同意、買い物かご、不正利用対策など、サイト機能を動かすために使われます。拒否するとログインや決済が正常に進まない場合があります。
解析用
ページの利用状況やエラーを把握する目的で使われます。収集範囲、保存期間、第三者提供はサイトのCookie案内やプライバシーポリシーで確認します。
広告・追跡用
複数ページやサービスにまたがる広告表示、効果測定、興味関心の推定などに使われる場合があります。ブラウザの追跡防止機能や同意設定の対象になります。
ローカルストレージなど
サイトデータはCookieだけではありません。ブラウザは別の保存領域やキャッシュも使うため、Cookie削除だけですべてのサイトデータが消えるとは限りません。

拒否・削除で起こりやすい変化

操作期待できる変化起こり得る不便
任意Cookieを拒否広告・解析の一部を制限同意画面が再表示される場合
特定サイトのデータを削除ログインや設定をリセット購入途中の状態や表示設定が消える場合
全サイトのデータを削除多くのサイトで識別情報を初期化他の必要なサイトからもログアウト
第三者Cookieを制限サイトをまたぐ追跡の一部を抑制埋め込み決済・動画などに影響する場合
キャッシュを削除古い表示や破損データを更新次回読み込みが遅くなり、Cookieとは別管理

不具合を増やさず管理する順番

  1. サイトの同意画面を読む「すべて許可」だけでなく、目的別の選択や拒否があるかを確認します。ボタンの色や大きさではなく、説明文を読みます。
  2. ブラウザの追跡防止を確認する標準、厳格などの設定がある場合は、利用中サイトへの影響を確認します。設定名はブラウザの公式ヘルプを基準にします。
  3. 問題のあるサイトだけ削除するログインできない、表示が壊れるなどの問題では、最初から全サイトを消さず、対象サイトのデータを削除して切り分けます。
  4. 再ログイン先を確認する削除後に開くログイン画面が公式URLか確認します。Cookie削除直後を狙った偽メールや広告のリンクから戻らないようにします。

Cookie削除では解決しないこと

購入・契約

サイト側のアカウントに保存された購入履歴や自動更新は消えません。契約停止は正規のアカウント画面や決済窓口で行います。

ダウンロード

端末へ保存した動画や画像は別のファイルです。ブラウザのサイトデータ削除だけでは通常消えません。

完全匿名化

サイトはログイン、IPアドレス、取引などCookie以外の情報も扱う場合があります。Cookie拒否だけで匿名になるとは言えません。

決済中の削除は避ける

支払い処理や本人認証の途中でCookieやサイトデータを消すと、完了表示だけ見えなくなり、二重に操作してしまうおそれがあります。処理状況が分からないときは再度支払わず、注文履歴、決済履歴、公式サポートで確認してください。